世界冒険のメモ

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新疆ウイグル自治区・新疆大学大学院 MBA の授業内容

こんにちは。

 

本日は新疆大学大学院の授業内容についてです。学生の本分ですね(一応)

 

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新疆大学の正門にて 

 

私は新疆大学大学院の工商管理学部の企業管理学科に属していました。

 所謂、MBAです。期間は3年です。

 

私は元々、国際経済を専攻することを希望していました。大学院からの合格通知に書かれていたのも「国際経済専攻」でしたが、入学をして学生登録をしに行ったら「今年は国際経済の専攻はない」と言われました(笑)

 

新疆大学ではこういうことはよくあるのですが、内地*1でもよくあることなのでしょうか。

 

当時、上海に留学していた友人は「内地と新疆では発展具合に10年の差があるのではないか」と言っていました。私はそれどころではないと思います(笑)

 

例えば、上海では学生ビザを申請する際、パスポートを公安に郵送すれば申請受理され、そのまま家まで送り返してくれるそうです。期間も三年のビザがもらえたと聞きました。

 

新疆の場合は、まず自ら公安へ出向かないといけない上、ものすごい行列で何時間も待ちます。ビザの期間も最長で一年のみでした。

 

また、当初はビザ申請から取得まで1週間でしたが、帰国する頃には申請から取得まで1ヶ月もかかりました。ただ、これに関しては中央アジアの留学生は1~2週間で取得出来ていましたので、日本国籍であったためかもしれません。

 

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授業は、英語や語学の科目を除いて、中国語で行われます。ウイグル族やカザフ族の教授でも、授業中に使用する言語は中国語です。

 

マーケティングやオペレーションリサーチ、企業戦略や生産管理、企業文化論、資本運用、統計学、組織行為論など企業のマネジメントに必要な科目を学びました。

 

授業は、主にテキストか先生方の作ったパワーポイント*2に沿って行われ、それらはアメリカの有名大学のテキストの中国語訳であったり、国内の有名大学の出版社から出されているものでした。

 

大学院の授業なので、座って聞いている講義だけでなく、プレゼンテーションやディスカッションの時間もありました。その際は、中国国内や新疆の企業を事例にすることもあります。

 

自分がプレゼンをする番は興奮と緊張から、逆にテンションが上がってしまっていたのを思い出します(笑)でもきっと一番興奮したのは、卒業答弁の時です。

 

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南校区にて 

 

その他に、経済英語や政治の科目もありました。

 

留学生であったため、政治の授業は免除されていましたが、逆に「国情」と言う、中国の歴史、文化、経済、政治などの基本情報を学ぶ授業を受けていました。

 

基本的に、学期末にレポートを提出する科目が多かったですが、一部筆記試験の科目もありました。オペレーションリサーチと言う、高等数学を使う科目が筆記試験だったのですが、ド文系の私は一年次は単位を落としました(笑)

 

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こちらが単位を落としたオペレーションリサーチのテキストです

 

 

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 ダンディな学長先生(一番左)写真撮影の際、ウイグル族の学生たちから大人気でした!!

 

書いているうちに色々と当時のことを思い出して来たので、次回は大学や授業での裏話をしたいと思います。

 

 

 

*1:自治区から見た残りの中国

*2:中国語ではPPTと言います