世界冒険のメモ

冒険・現地滞在型の旅行スタイルで見聞きした、ちょっとマニアックな面白いことや美味しいもの、美しいものや旅行情報を紹介するブログです。

住んでみて感じた新疆ウイグル自治区やウルムチ、または中国の良いところをざっくりまとめてみた

こんにちは。

 

本日は新疆ウイグル自治区、または中国の良いところを思いつくまま箇条書きにしてみました。

 

今後もブレインストーミングのような感じで、思いつき次第追加するかも知れません。

 

 

 

①文化的多様性がある

 

これは私が新疆ウイグル自治区に行くことを決めた大きな理由の一つです。

 

異なる文化が接触した際に、どのように影響、反応するかにとても興味があります。

 

新疆ウイグル自治区は中国ですが、文化圏的には中央アジアに属し、また、お隣の中央アジア五カ国*1旧ソ連、さらに住民族のウイグル族イスラム教徒…と色々な文化がミックスされています。

 

また新疆は·、モンゴル、ロシア、カザフスタンキルギスタンアフガニスタンパキスタンタジキスタン、インドの8カ国と国境を接しています。

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中国語、ウイグル語、ロシア語の表記(边疆ホテル向かい)

 

②ご飯が美味しい 

 

新疆ウイグル自治区では、中華(中国料理)以外にウイグル料理も味わうことが出来ます!ウイグル料理はクセもなく、日本人も好きになりそうな味だと思います。また、中央アジアにもラグメンはありますが、新疆のラグマンはコシが違います。

 

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 トルファンで食べたラグマン

 

また、北疆は乳製品が美味しく、新疆の牛乳やヨーグルトが大好きでした。

 

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 ホータンにて

 

 

③寒さに強くなれる

 

ウルムチの冬は寒いです。一月が一番寒く、寒い時はマイナス25~30度まで下がりますし、野良犬も凍死してしまいます。しかし、慣れて来ると、日中は大体マイナス15度位ですので、「ポカポカしている、暖かい」と思うようになって来ます。一つ、とても役に立った経験がありますので、ご紹介します。

 

私は今年の元旦にロードバイクを持っておらず、ママチャリで伊勢神宮に行きましたが、あろうことか一泊目から箱根の山中に野宿する羽目になりました。恐らくマイナス10度はなかったと思いますが、とても寒かったです。しかし、ウルムチのことを思い出すととても暖かく感じ、極度の疲労もあって即寝落ちすることが出来ました。

 

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 箱根山

 

武装警察がいっぱい立っているから街中で安心

 

最新の状況はわかりませんが、私がウルムチにいた頃は二道橋などの繁華街には武装警察*2が立っていました。週末になると、数メートルおきに数人ずつガードと棍棒を持った武装警察がいるので安心でした。

 

コンゴ民主共和国などのアフリカ諸国では、警察を見たらまず逃げた方がいいと思うので、これは逆ですね。

 

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 普段このようなトラックはないですが、武警はまさにこんな感じです。数人一組で固まっています

 

 ⑤割と皆優しい

 

初め中国に行ったら、もしかしたら中国人(漢民族)のぶっきらぼうさに驚く人は多いかもしれません。彼らは日本人と同じく、あまり英語を話しませんし、下手な中国語を話した際には「啊啊!?(アアッ!?)」と聞き返されます(笑)

 

ちなみに中国語での「啊?」は、日本語だと「え?」に相当するのですが、慣れてもキツく、そしてケンカ腰に聞こえてしまいます(笑)

 

ところが、新疆にいる漢民族は内地に比べてそこまでアグレッシブでないです。新疆へ行く前、旅行で北京、上海などの沿岸部へ行ったことがあるため比較出来ましたが、新疆にいる漢民族はマイルドです。漢民族に慣れず、やや怖いと感じる方は新疆から旅行を始め、その後沿岸部へ行くと適応しやすいかもしれません。

 

少数民族と触れ合うことが出来る

ウイグル族、カザフ族、タジク族、回族などの少数民族と実際に会ったり、話すことが出来ます。これらの民族はあまり日本にもいないですし、メディアからの情報ではなく実際に訪れてみて分かることはとても多いと思います。

 

しかし、どう見ても新疆ウイグル自治区では日本人である私の方が「少数民族」でした。

 

また、ウルムチを選ぶことによって想像できなかった中央アジアの人たちと出会い、私の人生の糧になったと思います。

 

新疆や中央アジアにいて思ったことは、「世界は遊牧民で充ちていた」と言うことです。

 

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新疆ウイグル自治区タシュクルガンにいるタジク族 

 

⑦日本人は希少価値が高い

 新疆ウイグル自治区では、漢民族含め「初めて日本人を見た」と言う人ばかりです。したがって、学校や街中では日本人だとわかると、途端に皆の態度が好奇の目へと変わります。

 

ウルムチへ行った当初は、歩くだけで毎日何十人もの「友達」が出来ていましたし、まるで天然記念物のような扱いを受けました。

 

マイノリティーであると言う経験をすることもあまりないと思いますし、それはそれで貴重な経験でした。(もちろん困ったこともありましたが)

 

私の寮の部屋には常に人が訪れ、プライベートは一切なかったです。

 

日本で人気がなくて困っていると言う人は、ぜひ新疆ウイグル自治区へ行ってみるのはどうでしょうか?きっと人気者になれると思います。

 

中央アジアへのアクセスが良い

 ウルムチ空港からは、中央アジアの各都市*3へ飛行機が飛んでいます。

 

また、ウルムチから国際バスや国際列車もあります。

 

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カザフスタンのアルマティ行き国際バス 

 

私は2012年の夏休みを利用して中央アジアを旅しました。

 

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タジキスタンアフガニスタンの国境地帯ワハン回廊。中央アジアで一番好きな場所 

 

⑨スケールの大きさを体感出来る  

 

周知の通り中国も広いですが、新疆ウイグル自治区はその中国の6分の1もの面積を占めています。

 

また、ウルムチではどの場所からも山が見えますし、新疆ウイグル自治区にはタクラマカン砂漠という大きな砂漠があります。

 

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新疆大学大学院の校舎から撮った写真

 

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 これはトゥルファン郊外の砂漠です

 

東京から山が見えることはほぼありませんので、どこからでも山が見えるウルムチが大好きでした。(その後中央アジアに行って、どの国の首都からも山は普通に見えることに気付く)

 

カシュガルユースホステルのドミトリーで仲良くなった漢民族の女の子がいました。彼女はカシュガルに来る前はチベット自治区のラサに住んでおり、チベットへ行きたい私は色々な話を彼女から聞いていました。

 

ラサから墨脱*4まで陸路で遠いかどうかを聞いた時のことです。

 

彼女の答えは「ううん、遠くないよ。三日とか」

 

…中国の大きさを感じた瞬間でした。遠くないと言うからには24時間位で着くのかと期待してしまいました。

 

⑩就業開始、授業開始が遅い

これは新疆時間で暮らしている人にとっては、関係ないです。

 

北京時間で暮らしていた私にとっては、朝はのんびり出来てとても良かったです。

 

⑪空港から市街地も比較的近い

 

ウルムチ空港から市内まではタクシーで空いていれば25分位で着きます。

 

通常でも35分強でしょうか。

 

何より東京のように成田エクスプレスではなく、タクシーでそのまま空港に行けるのが気分的に楽でした。

 

⑫音楽も映画もダウンロードし放題 

 

中国ではYoutubeのような動画サイトが沢山あり、無料でダウンロードし放題です。私は著作権については完全なる無知なのですが、どのようになっているのでしょうか。

 

よく使っていたサイトは「优酷(YouKu)」と「土豆网(Tudouwang)」です。

 

www.youku.com

 

www.tudou.com

 

一時期プリズンブレイクにハマり、毎日寝不足になりました。日本ではテレビやドラマはほぼ見ないので、私にとっては貴重な体験でした。

 

また、歴史が好きだったためと冬の冒険に備えて、「八甲田山死の彷徨」*5と言う映画を観たことがあります。素晴らしい映画なのですが、真冬のウルムチでこの映画のチョイスは悪かったようで、心身共に冷え切りました(笑)

 

⑬道路をいつでも渡れる

 中国人は大通りで信号がない所であっても,堂々と道を横断します。私はこれを名づけて「ニーハオ横断」と呼んでいました。

 

しかし、「ニーハオ横断」にもなかなかコツがいりますので、コツをご紹介したいと思います。

 

(1)視線、注意を向けるのは車が来る方向のみ

(2)車線が複数ある場合は、斜線ごとに分割して顔を向ける方向を集中する

(3)好印象を与える笑顔(笑いすぎない)で手をロイヤルファミリーのように上げて渡る

 

もう渡ることを当然のような感じで渡ると向こうも止まってくれます。こちらが渡る機会を疑っていると、その瞬間は永久に来ないでしょう。

 

中国では、車に乗っている人が歩行者よりも偉いと言う、別の意味の「車社会」ですが、中国の車のスピードは日本よりも遅めです。

 

言論の自由の大切さを実感出来る

 

日本の小学校では、社会科の授業で「言論の自由」を学ぶと思います。私は新疆(中国)に来るまで、頭では理解出来ていたつもりでも、実感として「言論の自由」が何かをわかっていなかったと感じました。

 

 ザンビアで出会った漢民族の女の子は「中国はめちゃくちゃ非民主的な国。もちろんこんなこと国内では言えないけどね」と言っていました。

 

中国ではそもそもFacebookYoutubeもLINEも開けません。また、日本語でかかれたサイトの場合、時期にもよりますが、凄まじい時は半分近くがエラーとなり開けませんでした。

 

Gmailは使えましたが、受信時間に数時間のタイムラグがある時もありました。

 

中国版LINEである「WeChat(微信」)も、NGキーワードを特定の日に送ろうとするとエラーになります。

 

 ウルムチにいた日本人でいつも中国政府に批判的なことを言っていた人がビザが更新されなかった(もしくは国外退去)と又聞きですが聞いたことがあります。

 

新疆へ行った頃は何も知りませんでしたが、次第に私も中国内では人前、SNSで絶対に中国政府の悪口を言うのはやめようと思いました。特に私は中国政府からの奨学金をもらっていたのでなおさらです。

 

なので、留学生などで中国政府の愚痴を言っている人がいたらいつもフォローする側にまわっていました(笑)

 

⑮どんな食べ物、飲み物も持ち帰り出来る

 

中国には「打包(ダーバオ)」と言って、どこのレストラン・定食屋でも持ち帰ることができます。

 

ラーメンなどもビニール袋を二重にして持ち帰ることが出来ます。

 

あまり、プラスチックのお弁当箱は一般的ではありません。

 

 

 

 

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*1:カザフスタンキルギスタンウズベキスタンタジキスタントルクメニスタン

*2:「武警」と略します

*3:アルマティ、アスタナ、ビシケクタシケントドゥシャンベアシガバットなど

*4:インドとの国境に近いチベット自治区南部の都市

*5:「天は我々を見放したか」で有名なあの映画です